親不知
越後と越中の国を結ぶ街道で最大の難所とされた。
断崖が海辺に迫っており、断崖が連なる距離は約15㎞。
昔、ここを往来するのに、命がけで旅人は通った。旅人は断崖を這うように進まなければいけない。日本海の海は荒れている。。
通るたびに大波に襲われ、多くの人の生命が流された。
親子連れで通った際、親が流されても、子供は省みることが出来ない。
子供が波でさらわれても、親も省みることができない。
それで、この地が親不知子不知と呼ばれたのだ。
高速道路も開通し、今は往きやすくなったが、それでも交通の難所として語り継がれている。
by note1969kagami | 2019-09-21 05:54 | 自然 | Comments(0)