秋色の小窓
2013年11月24日
デジタル NIKON D7000
京都大徳寺大徳寺の塔頭の一つ、高桐院にて
この塔頭には細川ガラシャのは墓所があり、その墓石として、
大きな灯籠が置かれている。
この灯籠は春日灯籠と呼ばれ、千利休が所有していたものであるが、その形の見事なことで、
豊臣秀吉が所望していた。
しかし、利休がわざと欠損させ、
「この灯籠は欠いています。」ということで、秀吉にはこの灯籠を譲らずに、
細川忠興に譲ったというエピソードがある。
実際にこの灯籠は境内に置かれ、確かに大きく欠損しているのを見ることができた。
利休七哲と呼ばれる忠興と、利休の親密な関係をうかがうことができる。
もしかして、この二人の関係は師弟関係以上の絆があったかも知れない。
by note1969kagami | 2013-12-17 21:45 | 京都 | Comments(0)